喪主の挨拶文例集【通夜・告別式・精進落とし】そのまま使える15パターン・忌み言葉一覧付き

この度はご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。葬儀の準備で大変な時期に、喪主の挨拶についてご不安のことと存じます。この記事で必要な文例をすぐにご利用いただけます。

喪主の挨拶で最も大切なのは「気持ちを伝えること」です。完璧な言葉でなくても、原稿を読みながらゆっくり話せば十分です。この記事では場面ごとの文例を多数ご用意しました。そのまま使えるものを選んで、故人のお名前や状況に合わせて書き換えてください。

この記事でわかること・使えること

  • 喪主が挨拶する全場面のタイミングと構成
  • 通夜(式終了後・通夜振る舞い開始・締め)の文例×複数パターン
  • 告別式(出棺前)の文例×複数パターン
  • 精進落とし(開始の献杯・締めの挨拶)の文例
  • 立場別の文例(妻・息子・娘・父母)
  • 状況別の文例(長患い・突然死・高齢・若くして)
  • 家族葬向けの簡略版文例
  • 忌み言葉一覧と正しい言い換え表
  • 挨拶を上手にするための5つのコツ

喪主が挨拶する全場面とタイミング

タイミング 内容の要点 目安の長さ
① 通夜式の終了後
(読経・焼香が終わり僧侶が退席した直後)
参列へのお礼・故人の様子・翌日の葬儀の案内・通夜振る舞いの案内 1〜2分(400〜600字)
② 通夜振る舞いの開始時
(会食の席に移った直後)
会食を用意したことの案内・ゆっくり過ごしてもらう旨 30秒〜1分
③ 通夜振る舞いの締め
(会食の終わりに)
感謝・翌日の葬儀案内・お開きの案内 1分程度
④ 告別式・出棺前
(出棺の直前、棺を前に)
参列へのお礼・故人への感謝・遺族への温かい見守りのお願い 1〜3分(500〜900字)
⑤ 精進落としの開始(献杯)
(火葬後の会食の開始時)
葬儀を終えた報告・感謝・献杯の発声 1〜2分
⑥ 精進落としの締め
(会食の終わりに)
感謝・今後のお願い・四十九日の案内・お開きの案内 1〜2分
💡 すべての場面で挨拶が必要とは限らない

家族葬や少人数の葬儀では①と④だけ、または④のみということも珍しくありません。葬儀社の担当者に「どの場面で挨拶が必要か」を事前に確認しておくと安心です。

挨拶の基本構成

どの場面でも共通する5つの要素
1
自己紹介(「故人の長男〇〇でございます」など)
2
参列・弔問へのお礼(「本日はご多用の中…」)
3
故人の様子・経緯(「〇月〇日、〇歳にて…」)
4
生前のご厚誼へのお礼・思い出(「生前は大変お世話になり…」)
5
今後の見守りのお願い・次の案内(「今後とも遺族へのご指導…」「明日の葬儀は…」)
✅ 原稿を読みながら話してもOK——むしろ推奨

喪主の挨拶は原稿を手に持ってそのまま読んでも失礼ではありません。感情が高ぶって言葉に詰まるよりも、原稿を読みながら落ち着いてゆっくり話す方が参列者に伝わります。前日に一度声に出して読んでおくと、当日は格段に楽になります。

通夜の挨拶文例

【文例1】標準版(息子が喪主・父が長患いの末に逝去)

通夜・式終了後
遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。

本日はお忙しい中、亡き父〇〇の通夜にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

父は、かねてより〇〇を患い療養を続けておりましたが、去る〇月〇日、〇歳にて静かに息を引き取りました。最期は家族に見守られながらの穏やかな旅立ちでございました。

長い闘病の間、皆様から多大なるご支援とお心遣いをいただきましたことに、遺族一同、心より厚く御礼申し上げます。

遺された私どもはまだ未熟でございますが、父の教えを胸に、力を合わせて歩んでまいる所存でございます。今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、ささやかではございますが、別室にお食事をご用意いたしております。お時間の許す限り、父の思い出話をお聞かせいただきながらお召し上がりください。

明日の葬儀・告別式は〇時より執り行いますので、ご都合のつく方はぜひお越しいただければ幸いです。

本日は誠にありがとうございました。

所要時間の目安:ゆっくり読んで約2分

【文例2】短縮版(1〜2分で済ませたい場合)

通夜・式終了後(短縮版)
本日は亡き〇〇の通夜に、ご多忙の中ご参列いただきまして、誠にありがとうございます。遺族を代表して、ご挨拶申し上げます。

〇〇は去る〇月〇日、〇歳にて永眠いたしました。生前はひとかたならぬご厚情を賜り、遺族一同、深くお礼申し上げます。

今後とも遺族へご支援くださいますようお願い申し上げます。なお、明日の葬儀は〇時より執り行います。本日は誠にありがとうございました。

所要時間の目安:約1分

通夜振る舞いの挨拶文例

【文例3】通夜振る舞い・開始の挨拶

通夜振る舞い・開始
本日はご多忙の中、亡き〇〇のためにお越しいただき、誠にありがとうございました。

皆様にお集まりいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。ささやかではございますが、お食事の席をご用意いたしました。お召し上がりになりながら、故人の思い出話などをお聞かせいただけますと幸いです。

夜も更けてまいりましたが、お時間の許す限りどうぞごゆっくりお過ごしください。

【文例4】通夜振る舞い・締めの挨拶

通夜振る舞い・締め
本日は突然のことにも関わらず、故人のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。

皆様のおかげで、お通夜も滞りなく済ませることができました。さまざまな思い出話をお聞かせいただき、改めて故人の人となりを知ることができ、遺族一同、大変心強く感じております。

夜も遅くなってまいりましたので、このあたりでお開きにさせていただきたく存じます。遠路お越しいただいた方もいらっしゃいますので、どうぞお足元にお気をつけてお帰りください。

明日の告別式は〇時よりこちらの会場にて執り行います。よろしければぜひお越しください。本日は誠にありがとうございました。

告別式・出棺前の挨拶文例

【文例5】標準版・出棺前(告別式の締めくくり)

告別式・出棺前
本日は、亡き〇〇の葬儀・告別式にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。

〇〇は去る〇月〇日、〇歳にて永眠いたしました。生前は皆様に大変お世話になり、家族一同、心より感謝いたしております。

遺族にとりましては突然の別れではございましたが、皆様に温かくお見送りいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

遺された私どもは、まだまだ至らぬところもございますが、故人の意志を受け継ぎ、精一杯生きてまいりたいと思っております。今後とも変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

なお、このあと〇〇へ向かいまして、近親者のみで火葬を執り行う予定でございます。本日はお力添えいただきましたことを、厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

所要時間の目安:約2〜2分半

【文例6】より短い出棺前の挨拶

告別式・出棺前(短縮版)
本日はお忙しい中、亡き〇〇の告別式にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

生前に皆様から賜りました数々のご厚情に対し、遺族一同を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。

このような大勢の方々に温かく見送っていただき、故人も安らかに旅立てたことと存じます。今後とも遺族へのご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。

精進落としの挨拶文例

【文例7】精進落とし・開始(献杯)

精進落とし・開始(献杯)
本日はご多用の中、葬儀・告別式にご参列いただきました上に、このような席まで足をお運びいただきまして、誠にありがとうございます。

おかげさまで、故人〇〇の葬儀もつつがなく終えることができました。ひとえに皆様のお力添えのおかげと、遺族一同、深く感謝申し上げます。

ささやかではございますが、お食事の席をご用意いたしました。故人を偲びながら、お時間の許す限りごゆっくりおくつろぎください。

それでは、故人の安らかな旅立ちをお祈りし、献杯を行いたいと存じます。恐れ入りますが、お手元のグラスをお持ちください。

故〇〇のご冥福をお祈りして——献杯。

献杯は「乾杯」と違い、静かにグラスを合わせて軽く飲みます。音を立てないのがマナーです。

【文例8】精進落とし・締めの挨拶

精進落とし・締め
本日は故人〇〇の葬儀に際し、朝早くからお越しいただき、誠にありがとうございました。

皆様のおかげで、葬儀を滞りなく終えることができましたこと、遺族一同、心より御礼申し上げます。

また、このような席でさまざまな思い出話をお聞かせいただき、故人がいかに多くの方々に支えられていたかを改めて感じることができました。

これからは家族で力を合わせ、しっかりと歩んでまいる所存でございます。今後とも遺族へのご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、四十九日法要は〇月〇日に執り行う予定でございます。改めてご連絡を申し上げますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

本日は遠路お越しいただき、誠にありがとうございました。どうぞお足元にお気をつけてお帰りください。

立場別の文例

【文例9】妻が喪主の場合(夫が逝去)

通夜・式終了後(妻が喪主)
遺族を代表いたしまして、故人の妻〇〇よりご挨拶申し上げます。

本日はお忙しい中、夫〇〇の通夜にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

夫は去る〇月〇日、〇歳にて永眠いたしました。長い間、皆様には公私にわたりお世話になりましたこと、遺族一同を代表し、深く御礼を申し上げます。

夫を突然失い、私もまだ茫然としている部分がございますが、子供たちと力を合わせて歩んでまいりたいと存じます。今後とも変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

明日の葬儀は〇時よりこちらにて執り行います。本日は誠にありがとうございました。

【文例10】娘が喪主の場合(母が逝去)

告別式・出棺前(娘が喪主)
遺族を代表いたしまして、故人の長女〇〇よりご挨拶申し上げます。

本日はお忙しい中、母〇〇の葬儀・告別式にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

母は〇月〇日、〇歳にて静かに息を引き取りました。生前は皆様に大変よくしていただき、母もいつも喜んでおりました。遺族を代表いたしまして、心より感謝申し上げます。

母は明るく人の面倒見がよく、いつも周りに笑顔をもたらしてくれる人でした。そんな母の姿を胸に刻み、私どもも前を向いて歩んでまいりたいと思っております。

今後とも、私ども家族への変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

状況別の文例

【文例11】突然死(急逝)の場合

突然死・通夜
本日はお忙しい中、亡き父〇〇の通夜にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

父は去る〇月〇日、突然のことで〇歳にて急逝いたしました。あまりにも急なことで、私どもはいまだ信じられない思いでおりますが、皆様に温かくお見送りいただけることを、どれほど心強く感じているかわかりません。

生前、皆様に賜りましたご厚情に対し、遺族一同を代表して、厚く御礼申し上げます。

突然のことで至らぬ点もあるかと存じますが、今後とも遺族へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。明日の葬儀は〇時よりこちらにて執り行います。本日は誠にありがとうございました。

【文例12】長患いの末に逝去の場合

長患い・告別式出棺前
遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。

本日はご多忙の中、亡き〇〇のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

〇〇は〇年にわたり〇〇を患い闘病しておりましたが、去る〇月〇日、家族に見守られながら〇歳にて静かに逝去いたしました。長い闘病の末でしたが、最期はとても穏やかな表情でございました。

療養の間、皆様から多大なるお見舞い・ご支援をいただきましたこと、遺族一同、心より感謝申し上げます。本人もさぞかし喜んでいたことと存じます。

今後とも遺族への変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

【文例13】高齢で天寿を全うした場合

高齢・大往生・告別式出棺前
遺族を代表いたしまして、故人の長男〇〇よりご挨拶申し上げます。

本日はご多用の中、亡き父〇〇の葬儀・告別式にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。

父は去る〇月〇日、〇歳にて大往生を遂げました。最期まで自分のやりたいことをやり尽くした、父らしい生涯でした。本人も「おかげさまでいい人生だった」と申しておりましたので、遺族もその言葉を心の支えにしております。

長い生涯を通じて、皆様に大変お世話になりましたことに、遺族一同、深く感謝申し上げます。

今後とも遺族へのご指導ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

家族葬向けの簡略版文例

家族葬では参列者が親しい身内に限られるため、かしこまった挨拶よりも自然な言葉で感謝の気持ちを伝えるだけで十分です。以下は家族葬で使いやすい短い文例です。

【文例14】家族葬・通夜後の挨拶

家族葬・通夜
本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。〇〇は〇月〇日に〇歳で旅立ちました。皆さんに来ていただけて、本人もきっと喜んでいると思います。

明日は〇時から告別式を執り行います。引き続きよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。

家族葬では自然で温かい言葉が歓迎されます。格式ばらなくても構いません。

【文例15】家族葬・精進落とし(開始)

家族葬・精進落とし開始
本日は、〇〇の葬儀にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。おかげさまで無事に送り出すことができました。

ここでゆっくり食事をしながら、〇〇の思い出を話せればと思います。どうぞおくつろぎください。

忌み言葉一覧と言い換え表

葬儀の挨拶では「不幸が重なる」「不吉」を連想させる言葉——忌み言葉——を避けるのがマナーです。気づかず使いがちな言葉が多いため、原稿を作ったら必ず以下と照らし合わせてください。

⚠️ 忌み言葉の主な種類

重ね言葉(繰り返しの表現→不幸が重なることを連想)

使ってはいけない言葉 正しい言い換え
ますます 一層・さらに・いっそう
たびたび・しばしば 何度も・これほど・いつも
わざわざ 遠路・ご多忙の中
いよいよ このたびは・ここに
重ね重ね 厚く・深く
次々に 数々の・さまざまな
くれぐれも どうぞ・ぜひ

不幸・死を直接連想させる言葉

使ってはいけない言葉 正しい言い換え
死亡・死去・亡くなる 永眠・逝去・他界・旅立つ
急死 急逝・突然のこと
生きていたころ 生前・元気だったころ
自殺・自死 (触れない。「急逝」と表現する)
消える・落ちる・終わる・絶える・枯れる (使用しない)

再発・繰り返しを連想させる言葉

使ってはいけない言葉 正しい言い換え
再び・再度 (使用しない。表現を変える)
追って・追いかける (使用しない)
引き続き 今後とも・これからも
また・またまた (別の表現に置き換える)
✅ 宗教別に注意が必要な言葉

仏教式では「成仏」「冥福」「御霊」は使えますが、神式・キリスト教式ではこれらの言葉が適切でない場合があります。神式では「御霊(みたま)のご平安」、キリスト教式では「安らかに召される」などの表現を使います。宗教が不明な場合は「安らかにお休みいただきますよう」が無難です。

挨拶を上手にする5つのコツ

コツ 具体的な方法
①前日に声に出して練習する 原稿を声に出して読むことで、詰まりやすい箇所・言いにくい言葉が事前にわかる。修正のチャンスになる
②原稿を必ず用意して当日持参する 泣いて言葉が出なくなっても、原稿があれば安心。「原稿を読みながらの挨拶」は失礼ではない
③ゆっくり、はっきり話す 緊張すると早口になりがち。「いつもの半分の速度」を意識するくらいがちょうどよい
④1〜3分以内にまとめる 長すぎる挨拶は参列者の負担になる。エピソードは1〜2つに絞る
⑤途中で泣いても大丈夫 感情があふれて泣いてしまっても、それ自体が故人への愛情の表れ。少し間を置いてから続ければよい
💡 どうしても話せない場合は代理を立てても良い

喪主が体調不良・高齢・感情が高ぶりすぎて話せない場合は、長男・次男・配偶者など他の遺族が代理で挨拶をしても問題ありません。「喪主の〇〇に代わりまして、長男〇〇よりご挨拶申し上げます」と一言断ってから始めましょう。

よくある質問

原稿を見ながら挨拶してもいいですか?
はい、問題ありません。むしろ原稿を手に持って読みながら挨拶する方が、落ち着いてゆっくり話せるためお勧めです。感情が高ぶる場面ですので、原稿なしで話しきることにこだわる必要は全くありません。
挨拶の最中に泣いてしまったらどうすればいいですか?
少し間を置いて、深呼吸してから続けてください。泣いてしまうことは決して失礼ではなく、故人への深い愛情の表れです。参列者もそれを十分に理解しています。どうしても続けられない場合は、隣の遺族にバトンを渡しても構いません。
挨拶はどのくらいの長さが適切ですか?
一般的には1〜3分以内が目安です。400〜900字程度の原稿をゆっくり読めばちょうどよい時間になります。長くなりがちな場合はエピソードを1つに絞るか、一般的な感謝の言葉のみにとどめましょう。特に精進落としの締めの挨拶は1〜2分程度で十分です。
献杯と乾杯の違いは何ですか?
乾杯は慶事(喜びのとき)に使い、グラスを高く掲げて声を合わせます。献杯は弔事(悲しみのとき)に使い、グラスを静かに持ち上げて軽く口をつけます。グラスを合わせてカチンと音を立てるのはNGです。「ご唱和ください」ではなく「お唱和ください」または単に「献杯」と発声します。
家族葬で喪主の挨拶は省略できますか?
家族葬では挨拶を省略または大幅に短縮することも一般的です。特に親族のみの数人の集まりであれば、かしこまった挨拶は不要な場合も多いです。ただし精進落としの開始時の一言(献杯の発声)は行うのが自然です。葬儀社の担当者に「家族葬での挨拶の省略は可能か」と確認しておくと安心です。
故人の死因を挨拶で話してもいいですか?
一般的な病気や老衰であれば触れても問題ありません。ただし死因が自殺・事故など繊細なケースでは、「急逝いたしました」「突然のことで」と伝えるだけで十分です。プライバシーへの配慮から、詳しい死因を公の場で述べる必要はありません。

まとめ:喪主挨拶のポイント

  • 挨拶が必要な主な場面は通夜後・通夜振る舞い・出棺前・精進落としの最大6回
  • 挨拶の基本構成は「①自己紹介②お礼③故人の様子④生前の厚情へのお礼⑤今後のお願い・次の案内」
  • 原稿を読みながらでよい——ゆっくり、はっきり話すことが最重要
  • 長さは1〜3分以内(400〜900字程度)が目安
  • 忌み言葉(重ね言葉・死の直接表現・繰り返しを連想させる言葉)を避ける
  • 途中で泣いても問題なし。どうしても話せない場合は代理でOK
  • 家族葬は自然な言葉で短めに。かしこまらなくてよい
  • 精進落としの献杯は静かに・音を立てずが基本マナー
  • 前日に声に出して練習するとぐっと楽になる

どうかご無理なさらないでください。葬儀社の担当者もサポートしてくれます。遠慮なく相談してください。