袱紗(ふくさ)の色と包み方|弔事・慶事の違い・紫が便利な理由・渡し方マナー

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TERASU by 玉泉院 葬儀専門スタッフ監修香典・袱紗のマナーについて、多くのご遺族・参列者をサポートしてきた専門スタッフが解説します。

「袱紗の色って弔事と慶事で違うの?」「包み方の方向がわからない」「持っていないけど代用できる?」

この記事では袱紗の色の選び方・弔事と慶事の包み方の違い・受付での渡し方・紫が便利な理由・袱紗がない場合の対処法をすべて解説します。

袱紗の色:弔事と慶事で使い分ける

用途使える色使えない色
弔事(葬儀・法事)黒・紺・グレー・濃緑・紫赤・ピンク・オレンジ・明るい暖色系
慶事(結婚式など)赤・ピンク・オレンジ・金・紫黒・グレー・暗い寒色系
慶弔両用紫(最も汎用性が高い)

💡 「紫の袱紗」を1枚持っておくと便利

紫色は慶事・弔事のどちらにも使用できる唯一の色です。1枚持っておけばどちらの場面でも使えるため、「まず1枚買うなら紫」がおすすめです。価格は1,000〜3,000円程度で購入できます。

袱紗の種類

種類特徴価格目安
風呂敷タイプ(正方形)最も格式が高い。金額が大きい場合に向く2,000〜1万円以上
台付き袱紗(爪付き)台があり包みやすい。最もよく使われる1,000〜3,000円
金封袱紗(開くタイプ)書類ケースのように開く。手軽で初心者向け500〜2,000円

弔事での袱紗の包み方(左開き)

1

袱紗を広げ、中央より左寄りに香典袋を置く

香典袋の表面が上になるように置きます。

2

左側を折る

左側のふちを香典袋の端まで折ります。

3

下を折り、上を折る

下→上の順に折ります。

4

右側を折って包む

最後に右側を折って完成です。弔事は左→下→上→右の順(反時計回り)です。

💡 慶事は逆方向(右→下→上→左)

慶事では右から包み始めます(時計回り)。弔事と慶事で方向が逆になるため、注意してください。金封袱紗(開くタイプ)は弔事・慶事ともに左開きで渡します。

受付での渡し方

1

袱紗から取り出す

受付前で袱紗から香典袋を取り出します。袱紗ごと渡すのはNG。

2

袱紗の上に香典袋を置く

袱紗をたたんで台代わりにし、その上に香典袋を相手が読める向きに置きます。

3

お悔やみの一言を添えて両手で渡す

「このたびはご愁傷様でございます」と一言添え、両手で丁寧に渡します。

袱紗がない場合の代用方法

✅ ハンカチで代用できる

黒・グレー・紺などの無地のハンカチを袱紗代わりに使えます。包み方は袱紗の風呂敷タイプと同じです。白いハンカチは弔事でも使用可能です。柄物・カラフルなものは避けてください。

Q袱紗はどこで買えますか?

100円ショップ・コンビニ(急ぎの場合)、ドラッグストア、デパート・百貨店、仏具店などで購入できます。急ぎの場合はコンビニや100円ショップの金封袱紗が手軽です。

Q袱紗を忘れた場合、裸で渡してもいいですか?

袱紗なしで香典袋を渡すこと自体はマナー違反ではありません。ただし、バッグからそのまま取り出すより、ハンカチに包んで渡す方がより丁寧な印象を与えます。

この記事のまとめ

  • 弔事は黒・紺・グレー・紫を使用。慶事は赤・ピンク・紫を使用
  • 紫は慶弔両用で使える唯一の色。1枚持つなら紫が最もおすすめ
  • 弔事の包み方は左→下→上→右(反時計回り)。慶事は逆方向
  • 受付では袱紗から取り出し、袱紗を台にして相手に読める向きで両手で渡す
  • 袱紗がない場合は黒・グレーの無地ハンカチで代用可能

最終更新:2026年2月|TERASU by 玉泉院 編集部